AIツール比較
AI議事録ツール5社比較2026|無料/有料の選び方
PR表記: 当記事には各社公式サービスへのリンクが含まれます。リンク先で契約された場合、運営に紹介料が発生する場合がありますが、料金・評価はリンクの有無に左右されません。価格・仕様は2026年5月6日時点で各社公式ページを確認した情報のみを掲載しています。 各公式リンクには
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結論サマリー(30秒で読める要点)
- 個人・無料で長く使いたい → tl;dv(無料プランで録画・文字起こしが本数無制限。AI要約は月10件までの制限あり)
- 日本語精度・国内法人セキュリティを重視 → Notta(年払い月1,185円〜、ISO 27001取得、日本語98%超を公称)
- 国内大手の安心感とTeams中心の運用 → LINE WORKS AiNote(NTTドコモビジネスが法人窓口、日本語文字正解率90.8%を公表)
- 長尺会議・経営/取締役会の機密案件 → Rimo Voice(録音時間無制限、国内サーバ、AI学習なし)
- 要約品質と議事録テンプレ運用を求める日本企業 → Otolio(旧スマート書記)(基本ライセンス月1万円〜+AIパック1.5万円〜、14日無料トライアル)
- 英語会議が中心ならOtter.aiが選択肢になるが、Otterは2026年5月時点で日本語非対応のため日本語会議には不向き
本文では各社の料金・精度・連携・弱点を順に深掘りし、最後に用途別の選び分けとFAQをまとめています。
1. AI議事録ツールとは何か
AI議事録ツールは、Web会議や対面会議の音声を自動で文字起こしし、話者ごとに整理した上で要約・タスク抽出まで行うSaaSの総称です。基本機能は次の4つに整理できます。
- 音声→テキスト変換(ASR):会議音声をリアルタイムまたは録音後にテキスト化する
- 話者分離(ダイアライゼーション):誰の発言かをラベル付けする
- AI要約・アクションアイテム抽出:LLMで要点・ToDoを自動生成する
- 連携:Zoom/Google Meet/Microsoft Teams、Slack、Notion、CRMなどへの出力
導入効果は、議事録作成にかかっていた1会議あたり30〜60分の手作業を数分に圧縮できる点にあります。一方で、機密情報を扱う場合はデータの保存先(国内/海外)、AI学習への利用有無、ISO 27001等の認証を必ず確認する必要があります。
2. 選ぶ際の5つの観点
2-1. 文字起こし精度(特に日本語)
英語ベースのツールは日本語の固有名詞・専門用語に弱い傾向があります。日本語会議が中心なら、Notta・LINE WORKS AiNote・Rimo Voice・Otolioのように日本語精度を公称している国内系が安全です。
2-2. 話者識別の安定性
参加者が4〜5名を超えると識別精度は急に落ちます。録画ベース(tl;dv等)か、専用マイク収録(Otolio等)かで挙動が変わるため、自社の会議スタイル(対面/オンライン/ハイブリッド)と合わせて選びます。
2-3. 要約の質と編集性
要約は「議事録としてそのまま提出できるか」が分水嶺です。テンプレート編集・話者ラベル修正・チャプター分割が可能かを確認しましょう。
2-4. 連携範囲
Zoom/Google Meet/Microsoft Teamsの3点セット対応が最低ライン。CRM(Salesforce、HubSpot)や社内チャット(Slack、LINE WORKS)との接続が必要かは要件次第です。
2-5. 料金とセキュリティ
- 無料プランは月◯分/録音上限/要約回数のいずれかで必ず制限される
- 法人導入ではISO 27001 / SOC 2 / データ保管地域が選定条件になる
3. 比較早見表(2026年5月6日時点)
| 項目 | Notta | tl;dv | LINE WORKS AiNote | Rimo Voice | Otolio(旧スマート書記) |
|---|---|---|---|---|---|
| 提供元 | Notta Inc. | tldv.io(オランダ) | NTTドコモビジネス | Rimo合同会社 | エピックベース株式会社 |
| 無料プラン | 月120分/1録音5分 | 録画・文字起こし無制限/AI要約月10回 | フリー300分/月(個人事業主向け) | 60分無料トライアル | 14日間無料(全機能) |
| 個人向け有料 | Pro 年払い月1,185円〜 | Pro 年払い月3,080円相当 | 個人事業主プラン | Pro 月4,950円 | (法人向け) |
| 法人向け | Business 月2,508円/席(年払い) | Business 月$59〜 | 法人プラン3種 | Team 月6,600円〜 | 基本月1万円〜+AIパック月1.5万円〜 |
| 日本語精度(公称) | 98%超 | 30+言語対応 | 文字正解率90.8% | 日本語特化 | 日本語特化 |
| Teams対応 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| 認証 | ISO 27001/SOC 2 | GDPR | NTTドコモビジネス基準 | ISO 27001/27017 | 国内基準 |
| AI学習への利用 | オプトアウト可 | オプトアウト可 | 学習利用なし(公表) | 学習利用なし(公表) | 学習利用なし(公表) |
数値はいずれも各社公式・公的レビューサイトで2026年5月6日に確認したもの。為替・キャンペーンで変動するため、契約前に各社pricingページの再確認を推奨します。
4. 各社詳細レビュー
4-1. Notta
概要:Notta Inc.が提供するAI議事録SaaS。日本語に強く、累計ユーザー数1,000万人超を公表(2025年3月時点、各種メディア報道ベース)。法人版は4,000社超で利用されているとされます。
主な機能:
- 58言語対応の自動文字起こしと話者分離
- AI要約・アクションアイテム抽出
- Zoom/Google Meet/Microsoft Teams連携、ボット参加・録画
- 用語集(カスタム単語)登録による精度向上
料金(年払い時の月額換算、2026年5月6日時点):
- フリー:月120分/1録音5分まで
- プレミアム(個人):月1,185円相当(年14,220円)
- ビジネス:月2,508円/アカウント(年30,096円)、最大50席
- エンタープライズ:要見積もり(51席以上)
向いている用途:日本語の社内会議・営業同席メモ・ウェビナー文字起こし。SOC 2/ISO 27001を取得しており、国内法人のセキュリティ要件にも合いやすい。
弱点:無料プランは1録音5分の上限が厳しく、実会議には実質使えない点。年払い前提で見ないとPro料金は割高に感じやすい。
4-2. tl;dv
概要:オランダ発のAIノートテイカー。Zoom/Google Meet/Microsoft Teamsにボットとして参加し、録画+文字起こし+AI要約を生成します。
主な機能:
- 30言語以上の文字起こし(日本語含む)
- ハイライト・チャプター自動生成
- Sales Playbook(MEDDIC等)対応はBusinessプラン以降
- Notion/Slack/HubSpot/Salesforce連携
料金(2026年5月6日時点、公式pricingおよび日本語販売チャネルの表示):
- Free:録画・文字起こし無制限、ただしAI要約は生涯10件まで、録画は90日で自動削除
- Pro:年払い時 月3,080円相当(月払いだと月4,980円相当)
- Business:月$59前後〜(為替により変動)
- Enterprise:要見積もり
向いている用途:英語ミーティングが多いスタートアップ、海外取引先との打ち合わせ、無料で長く触りたい個人。
弱点:データは海外サーバ保管。Free〜Proでは要約品質が日本語特化ツールに比べて固有名詞のミスが出やすい、との実利用者レビューが複数。機密性の高い役員会議には別ツールを併用するのが無難。
4-3. LINE WORKS AiNote
概要:旧CLOVA Note。NTTドコモビジネスが法人向けに提供するAI議事録サービス。日本語の文字正解率を公表しているのが特徴です。
主な機能:
- 文字正解率90.8%(公称)、数字認識率80.3%
- 話者分離、AI要約
- Web会議録音、社内ノート共有
- LINE WORKSや既存Web会議ツール連携
料金(2026年5月時点):
- フリー:個人事業主・フリーランス向け、月300分まで(AI要約・Web会議録音は対象外)
- 個人事業主向け有料プラン:別途
- 法人プラン:3種、要問い合わせ
- 2025年4月に有償プランがリリースされた経緯あり(公式ブログ)
向いている用途:LINE WORKSを既に使っている日本企業、国内ベンダーの安心感を重視する組織。
弱点:海外SaaSに比べて連携先(Notion、Salesforce等)が限定的。グローバルチームでの利用は要検討。
4-4. Rimo Voice
概要:Rimo合同会社が提供する日本語特化の文字起こし/議事録SaaS。録音・文字起こし時間が無制限である点が特徴的です。
主な機能:
- 日本語特化のASRと専門用語登録
- AI要約、アクションアイテム抽出
- Zoom/Microsoft Teams/Google Meet対応
- リアルタイム共同編集
料金(公式、2026年5月6日時点):
- Pro(個人):月4,950円
- Team:月6,600円〜
- Enterprise:11アカウント以上で個別見積もり
向いている用途:1時間以上の長尺会議が多い法人、医療・士業など専門用語の精度が要る業界、AI学習にデータを使われたくない組織。
弱点:個人利用にはやや高め。無料プランはなく、トライアル前提で評価する必要あり。
4-5. Otolio(旧スマート書記)
概要:エピックベース株式会社が提供する国産AI議事録ツール。2025〜2026年に「スマート書記」から「Otolio」へリブランド。日本企業の議事録運用に最適化されています。
主な機能:
- 日本語文字起こし、話者分離
- AI要約・要点抽出(AIパックで提供)
- 議事録テンプレ運用、修正履歴管理
- 14日間の全機能無料トライアル
料金(2026年5月時点):
- ライセンス料:月10,000円〜(録音・編集・アップロード)
- AIパック:月15,000円〜(要約・清書・要点抽出)
- 利用人数や文字起こし時間で段階的に変動
向いている用途:自治体・大企業・士業など、議事録の「整った日本語フォーマット」が必須の組織。
弱点:個人利用には高すぎる。AI機能が別パックになっているため、要件によっては合計費用が他社より上振れる。
5. 用途別おすすめ
| ユースケース | 推奨ツール | 理由 |
|---|---|---|
| 個人・月10時間以下 | tl;dv(無料)またはNotta Pro | 無料の入口が広く、Pro移行時の単価が安い |
| 営業・SDRチーム(5〜20名) | Notta Business / tl;dv Business | CRM連携・話者ラベル管理が現実的 |
| 国内大手・経営会議 | Rimo Voice / Otolio | 国内サーバ、AI学習なし、長尺対応 |
| LINE WORKS/Teams中心の日本企業 | LINE WORKS AiNote | 既存環境との連携と国内ベンダー保証 |
| 英語会議が中心 | tl;dv(または英語限定でOtter.ai) | 英語要約品質が高く、CRM連携も豊富 |
6. 無料プランで足りる/有料に切り替えるタイミング
無料プランで運用を続けられるのは、おおむね次の条件すべてを満たす場合です。
- 月の会議時間が合計2時間以内
- 1会議が30分以内で済む
- 議事録の**長期保存(90日超)**が不要
- AI要約が月10件以内で足りる
このいずれかを超えたら有料化を検討するタイミングです。特にtl;dv FreeはAI要約が生涯10件と非常にタイトなため、業務利用なら早めにProに切り替えた方が結果的に安く済みます。
7. プライバシー・セキュリティの注意点
AI議事録は録音音声・テキスト・要約が外部SaaSに保管される性質上、機密情報の取り扱いで社内ルールが必要です。
- NDA・個人情報を含む会議:海外サーバ保管型(tl;dv等)ではなく国内サーバ型(Rimo Voice、Otolio、LINE WORKS AiNote)を選ぶ
- AI学習への利用:各社の利用規約で明示。Notta・tl;dvはオプトアウト可、Rimo Voice・Otolio・LINE WORKS AiNoteは公表上「学習に使用しない」
- 医療・法律の議事録:薬機法・弁護士法上、診断・診療助言や法的助言を含む発言をAI要約だけで意思決定の根拠にしない運用が必要。原音・原文の保管と人間の確認を必ず挟みます
上記はあくまで一般的な留意点であり、個別の法令適合性は自社の法務・コンプライアンス部門にご確認ください。
8. 導入手順サンプル(Notta法人版の例)
- Notta法人ページからビジネスプランに申し込み
- 管理者がワークスペースを作成し、メンバーを招待
- Zoom/Google Meet/Microsoft TeamsのいずれかにNottaボットを連携
- テスト会議で話者ラベル・用語集をチューニング
- 要約テンプレートを社内議事録フォーマットに合わせて編集
- 本番運用前にデータ保管地域・AI学習設定を管理画面で確認
ここまでで概ね半日〜1日。最初の1週間は要約結果を人間レビューし、誤認識ワードを用語集に追加していくのが定着のコツです。
9. FAQ
Q1. 完全無料で実用に耐えるAI議事録ツールはある? A. tl;dvは録画・文字起こしが本数無制限ですが、AI要約は生涯10件までと制限が厳しめです。日本語精度を取るならNotta Free(月120分)が無難ですが、いずれも本格運用には有料化が前提と考えてください。
Q2. NottaとTl;dvはどちらが日本語に強い? A. 各社・第三者レビューを総合すると、日本語の固有名詞・専門用語ではNottaが優位です。tl;dvは英語・多言語混在の会議に強く、日本語単独会議では用語登録のないぶん精度が一段下がる傾向があります。
Q3. Microsoft Teamsで使えるAI議事録ツールは? A. 本記事の5社はいずれもTeams対応です。ただし企業のテナント設定でボット参加が制限されている場合があるため、IT部門と事前確認してください。
Q4. Otter.aiは日本語に対応している? A. 2026年5月時点でOtter.aiは英語・フランス語・スペイン語のみ対応で、日本語非対応です。日本語会議には本記事の5社をご検討ください。
Q5. AI議事録を録ることは法的に問題ない? A. 日本では会議参加者全員に録音・文字起こしを行う旨を事前告知し、同意を得るのが基本です。特に取引先・顧客との会議では、各社の社内規程・契約条項を確認してください。
Q6. データ保管地域を国内に固定できるツールは? A. Rimo Voice、Otolio、LINE WORKS AiNoteは国内サーバ運用を公表しています。Nottaもエンタープライズプランでオンプレミス/リージョン指定相談が可能とされています(要営業確認)。
Q7. 比較表の料金は税込? A. 各社公式ページの表記をそのまま転記しています。海外SaaSは税抜USD表示、国内SaaSは税抜JPY表示が混在するため、最終契約時は各社の見積書で必ず確認してください。
10. まとめ
AI議事録ツールは、日本語精度・データ保管地域・要約の編集性の3軸で選ぶと失敗しません。
- 個人・無料スタートなら tl;dv
- 日本語法人の標準解として Notta
- Teams/LINE WORKS環境なら LINE WORKS AiNote
- 機密度の高い長尺会議は Rimo Voice
- 議事録テンプレ運用が要件なら Otolio(旧スマート書記)
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本記事の料金・仕様は2026年5月6日時点で各社公式pricingページを確認した情報です。最新情報は必ず公式ページでご確認ください。